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京都府出身、東京で会社を経営している 木村裕一(仮名)さんの場合 「若い頃から今まで10以上の様々な仕事を経験して
現在の地位を築いてきました。」「そろそろ60代。会社の後継者のこと、家族の遺産相続のことなど、元気な内に考えておきたいことが色々増えてきました。」

就職そして一度目の結婚

 高校を卒業してはじめに就職したのは飲食店。接客が楽しかったので「これが自分には天職だ」と思い、一生懸命働いて店長になった。店長で店を仕切っていたとき、アルバイトで来ていた学生と付き合うようになって1年で結婚。翌年子供が生まれて仕事もプライベートも順調だったので、それまで以上にがむしゃらに働きました。
 しかし好事魔多し。働きすぎが原因の過労で倒れてしまい入院となり、左手に障害が残るように。店長とはいえ厨房にも立つ仕事のため、フライパンが振れなくなってやむなく退職しました。得意の接客を活かして転職しましたが、利き手が震えてしい、お客様相手の商売も難しくなってしまいました。その後も色々な仕事に就きましたが、どれも上手くいかず、妻とは離婚。精神的にも金銭的にもつらい日々を送っていました。

再就職と再婚

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 そうして満足に仕事もしていなかったある日、かつて店で一緒に働いていたスタッフから「アルバイトを紹介する仕事をしないか」と誘われ、言われるままに人材紹介会社を設立。すると、人手に困っている様々な会社や業界から「人を紹介してほしい」という依頼が入るようになり、アルバイトや正社員を紹介するように。人材紹介業は、人には接することはあるものの、実際に接客をするわけではないので、手の震えも仕事に影響はありませんでした。
 元々人と接するのが得意だったこともあり、評判が評判を呼んで業績はうなぎ上り。従業員50人を抱えるほどの会社にまで成長しました。プライベートでも再婚して、双子の子どもも授かり毎日充実した生活を送っています。

今後の事に不安を抱いて行動

 しかし、50代も半ばを過ぎて60歳近くになると、周囲のお世話になった人や友人・知人が病気になったり、訃報に接する機会が多くなってきます。なかには、突然亡くなってしまったため後継者がおらず、会社の経営が傾いたり、遺産相続で家族が揉め一家離散してしまったケースも。自分が創業し、苦労して育ててきた会社がダメになるのも辛いことですが、何といっても一番辛いのは、家族がバラバラになってしまうこと。ガンと診断されて余命を宣告される人や、倒れて意思が疎通できなくなってしまう人などはどうするのだろうか?自分も、ずいぶん良くなったとはいえ、障害が残る身だから他人事ではない。もし今、自分が死んだらどうなるのか?残される妻と双子の子供はどうなるのか?とうの昔に分かれた子どもは?もう大人になっているだろうが、自分の子どもだから相続権はあるはずだ。

「もしも万が一のことがあったら・・・・自分が元気なうちにしっかりしておかなければ」そう思った木村さん、さすが会社社長だけあってすぐに行動を起こします。会社経営が専門で遺言や相続もできる行政書士の先生のところへ相談へ。どうしたらいいか尋ねてみたところ・・・

相続権については・・・

「なるほど、それは心配ですね。確かに、いまのご家族である奥様(配偶者)と双子のお子様、あと前妻様との間のお子様にも相続権がありますので、もし木村さんがお亡くなりになると4人で遺産を相続することになりますね。ちなみに、前妻様は離婚なさって今は赤の他人ですので、相続権はありません。」

会社については・・・

「会社は木村さんお一人が株主で100%を保有されていますね。これも遺産分割の対象です。もし4人で分けることになると、会社の支配権がバラバラになりますから、経営上は困ることになりますよ。再婚なさっていたり、会社の株主だったりする場合は、遺言を作って ①だれに ②何を ③どれだけ相続させるか、きちんと決めておいて、後でトラブルにならないように措置をしておく必要があります。とりわけ木村さんは、再婚してそれぞれお子さんがいるし、オーナー社長で会社の支配権と経営権を握っているわけですから、それがバラバラになったら大問題になることは必定です。絶対に公正証書で遺言を作っておいた方がいいです。」

行政書士の先生と遺言の内容を決定

「これまで自分は仕事ばかりやってきて、法律のことは何も知らなかった。これを機にきちんとしておこう。」こうして木村さんは、経営が分かるこの行政書士の先生と二人三脚で遺言の内容を決めました。「まず、自宅の土地・建物は奥様に。引き続き安心して暮らしていただくようにしましょう。そのまま引き続き住み続けるなら「相続税の小規模宅地の特例」というのが使えますから節税にもなります。会社の株式は、3分の1超を奥様に持っていただき、残りの3分の2弱を双子のお子様に持っていただきましょう。これなら、会社の重要事項の変更は奥様が拒否権を握ることになりますから、知らない間に会社が変わっていたということを防げます。また、お子様の分については成長するにつれて、長い時間を掛けて対応を考えればよいでしょう。前妻との間のお子様には、現金を渡すのではいかがでしょうか。現金ならば、会社の経営や今の生活に影響はありませんし、長期間に亘って淋しい思いをさせてしまった罪滅ぼしのお詫びの気持ちも通じるでしょう。このあたりのお気持ちは、公正証書に付記事項という欄がありますから、しっかり書いてもらいましょう。それ以外には、もし空いている土地があったら相続税の納税用に更地にしておき、コインパーキングか何かで維持することにしましょう。こうしておけば、いざというときでも、相続税を申告する10ヶ月間のうちに現金化できますから、税金の支払いも心配いりませんよ。」
 なるほど、聞いてみれば目から鱗が落ちることばかりだ。そういえば、東日本大震災で痛んだ古いビルを解体して、その後コインパーキングにした人がいたな。あれは、相続のことを考えての対策なのかもしれないな。世の中そうなっているのか。やはり専門家の先生はすごい。お願いするなら、経営のことも世の中のこともよく知っている先生に頼むのが確実だ。決めた。この先生にしよう。

いよいよ公正証書の作成

こうして、木村さんは新日本総合事務所の先生に公正証書の作成支援を依頼して、無事公証役場で遺言を作ることができました。遺言公正証書の原本は公証役場で保管してくれるというし、行政書士の先生は内容を把握して控えを保存してくれるというし、何よりいざというとき遺言を執行してくれるのが頼もしい。素人ばかりではいざというとき何にもできないし、専門家がしっかりサポートしてくれるなら、遺言作成に多少費用が掛かったとしてもトータルで考えれば安いものだ。良かった。これで安心だ。これからもバリバリ仕事するぞ!「もちろんです。これで、もしものことがあったとしても、残されるご家族の皆さんの生活も守られますし、会社も安定して残りますので、ご遺族がトラブルでけんかになるなんてこともありません。大船に乗ったつもりで、これからの人生をまい進してください!」

木村さんは、遺言を作った後にお酒を飲むと、ご家族や友人・知人に「公正証書で遺言を作ったよ」と語るのが口癖になったそうです。そして、酔いが回ると「おい、お前も早く遺言を作ったほうがいいぞ。公正証書で遺言を作れば安心だ。オレがいい先生を紹介してやるよ。遺言の執行もしてもらえるから万全だ。」と吹聴するようになったそうです。

 

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