相続人がいない場合は誰が財産を承継するの?

公開日:  最終更新日:2017/05/18

遺言・相続ノート7 相続人が不在の時は 相続財産は何処へいくのか?

相続人が誰も存在しないときは、原則、国庫へ入ります。

しかし、人は一人で生きられないように、誰かと関わって生きています。 そこで、被相続人が生前、療養していた際に世話をしてくれた人、法律上は家族で無くても生計を一つにしていた人、個人でなくても法人であっても療養看護をした老人ホーム、生活保護を支給した自治体なども特別に縁故があった者として財産を分けてもらえることがあります。

療養していた際に世話をしてくれた人とは 親族や知人、家政婦等が含まれます。

ー法律上の家族ではないとは何か?

婚姻関係の手続きをしていないが同居をしており生計が一緒の内縁の夫・妻 、法律上の手続きをしていない養子、などです。 この中には、血縁関係のある伯父・伯母などをも含みます。 特別縁故者は、請求しなければ財産をもらうことができず、また相続人がいる場合は相続人が当然に財産を相続します。 相続人がおらず、以上の特別の縁故者が請求をし、家庭裁判所の判断で財産をわけてもらうことができます。

 しかし、相続人がいたとしても、遺言があれば特別の縁故者にも財産をわけてもらえます。 また寄与分というものもあります。 同居し、被相続人の財産を維持、増加することに寄与した者に特別の配慮を認めています。 全財産のうち寄与した者に譲る特別に配慮した分である寄与分を除き、残った財産を均等に分けます。 財産を維持し、増加することに貢献にしたのに、別居して何もしなかった他の相続人と均等に分けることは不公平であり、法律にも明確に規定されています。

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