遺言の果たす役割

公開日:  最終更新日:2015/08/18

私たちは、生活していくうえで必要な「もの」とともに生きています。

身の回りのこまごまとしたものに始まり、それらを買うためのお金や、住んでいる家なども、ともに生きている「もの」です。

また、目には見えない「権利」なども、その人の所有物です。

では、その「もの」は、それを所有している人が亡くなってしまった後は、いったい誰の所有物となるのでしょうか。

遺言は、そのことを所有者が事前にきちんと決めておくことができるものなのです。

遺言がない場合は、法律に基づいて、相続人が遺産を分けることになりますが、法律では、相続分の割合が決められているだけなので、具体的なことは、相続人全員が話し合って決めなければならなくなります。

そうなるとやはり、少しでもよいものをたくさん欲しいという気持ちがどうしても出てきますから、なかなかすんなりとは決めることができません。

また、亡くなった方と深いお付き合いがあった方や、それほどではなかった方がいるでしょう。

法律では、そういうことまでは判断できませんから、もしかしたらかえって不公平だと感じてしまうかもしれません。

そして、このことをきっかけに、相続人どうしの仲が悪くなってしまうということにもなりかねないのです。

遺言できちんと決めておけば、相続人どうしが話し合う必要もなく、また、亡くなった方の意志によって決められたことですから、トラブルにもなりにくいというわけです。

 

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