婿養子に経営する意欲がなくて失敗した

K社は従業員100人ほどを抱える中小の製造メーカーカーです。
社長夫妻には娘が二人いましたが、息子がいないため娘婿を迎えて後継者にしたいと考えていましたが、幸い、次女が交際していた相手の男性を説得し、娘婿として会社を後継してくれることになりました。

自ら進んでやろうという意欲にかける娘婿

入社させた後、社内の各部署を一渡り経験させ、十数年後に専務に就けたが会社を経営する意欲が感じられないため、バトンタッチができない状況が続いています。どういう経緯であろうと引き受けった以上は、それを全うするのが義務ですが、娘婿には頼まれたから来てやったという意識であり、自ら進んでやろうという意欲がありません。後継者になろうとする意欲があれば、社長に「ビシビシ指導してくださいと申し入れ」をします。娘婿から厳しく指導してくれという申し出がなければ、社長は無理を言って来てもらった婿なので、厳しく指導することもできず、甘やかしてきたと考えられます。

無理を言って来てもらったので厳しく指導できない失敗

社員は、事業を後継するため娘婿が来たという認識ですので、社長に意見具申せず、社長と議論することのない娘婿には「会社をどのようにしたい」という意欲が感じられないと映ります。このような状況であれば、専務を後継者にすることはやめた方がいいでしょう。後継者になることを承知したなら、後継者になる努力をするのは義務であり、又、後継者になるために来てもらったのなら、経営者には後継者にするため指導する義務があります。後継候補者と社長が後継者養成という義務を果たさなければ社員に迷惑がかかります。したがって、社長は専務に、もう一度チャンスを与えて、どうしてほしいということを明確に伝え、それでも変わらなければ、後継させるのを断念して外部に後継人材を求める必要があります。

 

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