後継者が入社して社内派閥争いとなった

H社は創業者が経営するサービス業です。経営者は一人息子に会社を継がせるため、息子が大学を卒業するとすぐに入社させ、自分の手元において育てようとしました。
自分で教育すれば、感情が先走って甘やかしたり、逆に厳しくなりすぎると考えた創業者は信頼できる社員を教育係に任命しました。

厳しく教育できない教育係の下で息子が暴走

教育係は社会人としての常識がない息子を厳しく教育できず、息子の周りには将来の社長に取り入ろうとする若者が集まり、社内で幹部社員との間に軋轢が産まれ、事業を継承させられる状態でなくなりました。経営は一人ではできませんので、思いやりとか誠実性、忍耐力、包容力、統率力など、他の社員から協力してもらえる人間力が必要です。

人間力がない経営知識は砂上の楼閣

大学を卒業したばかりでは、知識や教養は身に着けていても、社会人としての常識や人を思いやる心があるかどうかは疑問です。
経営の土台には人間力があり、人間力がない経営知識は砂上の楼閣です。
人間力を育てるには社員教育が厳しいといわれている同等規模の会社に入社させて育てるのが望ましいといえます。大企業と中小企業では組織における個人の役割が違うため、自社と同規模の会社であれば、後継者にとって参考にできますので勉強になります。
ただし、関連会社や取引先企業の場合、ちやほやされるため、避けた方が無難です。
人間力にめどが立てば入社させ、経営者の背中を見せながら実務教育させるとともに外部セミナーに参加させて経営管理の基礎知識を取得させ、経営者との仲間を作らせます。

 

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