息子に「自信がない」と承継を拒絶された

D社は機械部品を製造する中小メーカーです。高い技術力が評価されて、長年取引してもらっている企業も多く、経営は安定しています。父親は工学部に通っている息子が卒業したら会社を継いでもらいたいと思っていますが、息子は控えめで無口で自分から前に出ない技術屋タイプですので自分は経営には向いていないと思っているようです。

経営には向いていないと思っている息子

いずれ息子に会社を継いでもらいため、会社の経営状況について話をしても息子は興味を抱かず、経営の相談を持ちかけても話に乗ってきません。
息子は組織の上に立って社員を引っ張ってゆく経営者には向いていないと思い込んでいるようで、会社を継いでくれるように頼んでも好い返事がありません。
親が自分の会社を継いでもらいたいとあせる気持ちはわかりますが会社についての知識のない大学生で会社を継いでくれと頼まれたら、しり込みするのは当然です。
父親が後継者の性格を気にしていれば以心伝心で不安感は息子につたわり、自分は経営できないと思って自信を無くします。経営者に求められる資質は決断力、マネージメント力、リスクマネージメント、交渉力などであり、世間には内向的な技術系経営者も多くおられるように、内向性とか外向性は経営者の資質とは無関係です。

会社承継は計画的に行うべきもの

大学生の息子には、会社経営について勉強してから会社を継いでもらいたいという計画を説明する必要があります。親は自分の子供を教育することはできませんので、大学を卒業してすぐには入社させず、外の会社に就職させて、会社について2~3年勉強させてから入社させ、実地教育をさせながら、社外の研修期間などを利用して経営管理を勉強させます。
会社承継は計画的に行うべきものであり、行き当たりばったりは失敗の元です。

 

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