生前相続

生前相続とは何か?

生前相続とは生前に相続人の所有物を相続することです。茶道や華道など家元制度の場合、家元の地位は家元の死後に相続させる場合もありますが、生前相続もあります。
昔の日本には家督制度がありましたが、家督は主が死亡してから相続することもできましたが、生前に家督を譲る生前相続もできました。同じように、個人が経営する企業であれば、代表取締役社長の地位は、後継者に生前相続させることができます。しかし、民法で定義されている相続は、亡くなった被相続人の遺産を引き継ぐことを言いますので、被相続人が存命中であれば遺産が存在しませんので、遺産の生前相続は不可能です。

 

従来は生前相続は不可能でしたが、近年は生前贈与が相続に近づく

生前に相続人に財産を渡すのは生前贈与と言います。例えば、土地や家などの財産を、被相続人が相続人に生前贈与をすれば、相続人に財産を引き継ぎますので、外見上相続に見えますが法的には生前贈与になります。
したがって、財産を相続した人には相続税ではなく、贈与税が課せられます。
ただし、被相続人が亡くなる前、三年以内に受けた贈与であれば、被相続人が死亡した時、支払い済みの贈与税は相続税として清算されます。
生前贈与を行なえば、相続税に比べて高い贈与税を納税しなければならないとして、生前贈与は敬遠されてきましたが、国は高齢者である被相続人の資産が動かないため、平成15年度から税制改革を実施して「相続時清算課税制度」を導入しましたので、生前贈与が相続の方向に一歩近づきました。

 

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