遺産相続トラブル

遺産相続トラブルとは何か?

被相続人の遺産を相続する人が両親や祖父母、兄弟姉妹ですと血族であっても所詮はよそ事ですので、遺産を売却して法定相続分で分割しますので、普通は深刻な遺産相続争いにはなりません。遺産相続トラブルが起きるのは相続人が配偶者と子どもの場合です。
配偶者が残り、子どもが両親と別居していた場合、誰が親を扶養するか、親のすむ家や土地をどうするかという大きな問題はありますが、親が生きている間は、親が要になって子どもたちの我儘を押さえてくれますが、親が亡くなるや兄弟姉妹は遺産争奪の争いをはじめ、遺産相続トラブルが起きて収拾がつかなくなるケースは珍しくありません。

 

相続が「争族」といわれるゆえんです。被相続人に子供が複数いる場合、たいていの場合、長男が家を継ぎますが、家督制度の名残もあるため長男は「親の面倒を見ているのだから、親の金は自由に使う。兄弟姉妹は口を出すな」と広言する人が多いようです。
そのため、親が亡くなると長男が親の遺産の大半を相続すると主張し、他の兄弟や姉妹の間で遺産相続争いが起こり、遺産相続トラブルに発展します。
法律は親を扶養していた相続人には他相続人より多めの遺産分を寄与分として認めていますが、裁判所が認める寄与分の相場は遺産総額の約20%が上限です。
寄与分を認めるか認めないか、認めるとすれば、どの程度かが相続人の協議事項になりますが、長男が親の財産を自由に使ってきた場合、他の兄弟姉妹は親の財産の不正使用を指摘して、法定相続分を主張して衝突し、遺産相続トラブルになります。
親の扶養は気苦労の多い大変な仕事ですので、兄弟姉妹が大変な仕事という認識を共有し、親を扶養する人も、親の財産を自由につかえるという気持ちを捨てて、親の扶養に向き合えば、親が亡くなっても遺産相続トラブルは起こらないのではないでしょうか。

 

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