遺言書キット

遺言書キットとは何か?

遺言書キットはメーカーが「遺言書が簡単に作成できる」と宣伝する遺言書を作成するために必要とされるものがセットされているものをいいます。遺言書キットを開けると中には「遺言書の書き方の説明」と遺言書用紙、下書き用紙、保管用の台紙、封印できる封筒などが入っています。
遺言書の書き方は、イラストや漫画などを使って分かり易く書かれていますが、例として「夫婦2人暮らしの場合」とか、「夫婦と小さな子供2人の場合」とか「老夫婦と成人の子2人の場合」などを上げ、相続遺産は「銀行預金、有価証券、自宅不動産など」として説明しています。
単純なケースですので、専門家は遺言書キットについて、「ごくシンプルな遺言書のみを想定しています。遺言書キットを利用することにより、自分一人で遺言書を作成して問題が無いのは、銀行預金やマイホームを家族の誰に相続させるかが指定できれば良いというような場合に限定されます。

 

現実におきる相続では標準パターンでは処理できない

それぞれの家庭にはそれぞれ家庭の事情があり、現実におきる相続では標準パターンでは処理できないことが多々あります。ですから、専門家は「遺言書キットなどで遺言書文例を参考にして、遺言書を作成しても差し支えないが、封をする前に専門家に内容を確認してもらい、やはりできれば公正証書にした方が安全である」と言います。
遺言用紙に記入してゆけば民法の定める方式には従いますが、遺言の内容が民法に適応していなければ遺言の効力は無くなります。長男に多く財産を相続させる遺言であれば、他相続人の遺留分を侵害しているかどうか検証する必要があります。遺留分を計算するには全財産を計算し、それに遺留分比率を乗算しなければなりません。遺言書キットで作成した遺言書が遺留分を侵害していたら、相続人争いを回避するため書いた遺言書が相続争いのタネをまくことになります。
そのため専門知識を持つ人に確認してもらうことは必要不可欠と言えるでしょう。

 

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