遺言書

遺言書とは何か?

遺言書は、自分が死んだ後に遺族に対して「是非こうしてほしい」という願いと「こうあってほしい」という「思い」を伝えるため書くものをいいます。遺言項目について作成されたものには法的拘束力がありますので、故人が定めた「私法」になります。遺言書がない場合、遺産は法定相続分に従って法定相続人に相続されます。
民法は相続人の均分相続が基本ですので、親と同居する長男も独立した次男も嫁いだ長女も公平に配分されます。法定相続を順守すると家の状況にマッチしない部分があり、家の事情をよく知る被相続人が遺る家族に最適な遺産配分を遺言として遺族に指示します。 

 

遺言書がなく遺産分割協議が不調なら調停か審判で法定相続に

被相続人の遺言書は、「自分が死んだ後、家族が仲良く暮らしてゆくため、このように遺産を配分してくれ」という故人の遺志を示したものです。たとえば、都会の家に住んでいた人が妻と二人の息子と一人の娘を残して亡くなれば、法定相続では配偶者の妻が二分の一。子供が二分の一ですから、法定遺産配分をすると住んでいる家と土地を売却して現金化して、配分しなければなりません。
こんな時、土地は相続人である子供たちの共有にして妻に住宅を譲渡し、自分の面倒を見て、妻の面倒を見てくれる長男には多く贈与したいと考えて遺言書として残します。日本は私有財産制ですので、自分が死んだ後も自分の財産である遺産処分権を行使できます。自分の家の状況に最も精通している被相続人が、相続人たちの今後の生活に配慮しながら、公平な気持ちで考えるのが最も適切な遺産分配になります。
遺言書がなければ、遺産相続は相続人が協議しますが合意に至らなければ調停になり、調停でまとまらなければ審判にまわされ、ほぼ法定相続分で分割されます。残された遺族への故人の思いやりです。欧米では相続の時には遺言書があるのが常識だそうですが、契約主義が未成熟な日本では、まだそれを敬遠する人が多いそうです。

 

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