「遺言」と「遺書」では違うのですか?

answer はい、違います。「遺言(いごん・ゆいごん)」というと、英語で言うダイイング・メッセージをイメージするからか、「遺書(いしょ)」と書くものを連想する方が多いようです。遺書(いしょ)は、死にあたって思いを記すことで、何をどのように書いても自由ですが、遺言(いごん・ゆいごん)は法律で書き方が決まっています。

 

遺書は遺言の代わりにはなりません

「遺言」は、法律でルールが決まっている文書ですから、ルールを守って書かないと、「無効」といって、効力のないただの紙切れになってしまいます。同様に、「遺書」は法律上のルールを守って書かれる文章ではありませんから、法律上の効力はまったくありません。メッセージは伝わりますが、相続手続きには使えませんので、「遺言」を書かなければいけません。

 

遺書はすぐ書ける、遺言は時間が掛かる

「遺書(いしょ)」は、何でも自由に書いていい分だけ思い立ったときにすぐに書くことができます。「みんなありがとう。仲良く暮らしてね。」と書くだけでも立派な遺書です。
対して「遺言」は、一般的には「ゆいごん」と呼ばれますが、法律の専門用語では「いごん」と読むように、法律文書であり、きちんとした法律文書を作成するには、書かれる内容を担保するだけの情報や資料を集めたうえで、相続人の遺留分を侵害しないよう、また相続税の納税で相続人が困ってしまうことのないよう、慎重な配慮を施したうえで書くものです。ここまで準備して書いても、自筆証書遺言の場合にはその有効性を巡ってトラブルになることも珍しくありませんので、きちんと資料を揃えたら公正証書で遺言を作るようにしましょう。

 

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