公正証書で遺言を作るための段取りを教えてください。

answer 公正証書で遺言を作るための段取りは、まず自分自身についての情報をすべて整理してたな卸しすることから始めます。もしあなたがエンディングノートを書いたことがあるのなら、まず自分のこととして、「氏名」「本籍地」「住所地」「生年月日」~といったパーソナルな情報から、家族や親戚関係についても同様な情報をまとめ、さらに保有財産を一覧表などに書かれたことがあるでしょう。遺言の作成も同じです。
エンディングノートと異なるのは、エンディングノートは亡くなった後に献体するとかしないとか、葬儀を知らせる範囲とか、お墓をどうするかといった生活に近い情報が盛り込まれているのに対して、遺言は基本的に権利義務の承継に関する情報だけを、法律に定められたルールに則って、法律的に有効であるように書くことが必要になります。すなわち、ある程度の法律の基礎知識が必要になるわけです。
これが遺言を作るための第一歩です。

 

各種疎明書類を揃える

例えば、遺産のほとんどが自宅の土地や家屋といった不動産だったとしましょう。こういった場合は、(すべての相続に共通する、戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍、住民票の除票、住民票といった証明書類を除いて)、法務局で土地と建物の不動産登記簿謄本(全部事項証明書)を取得し、さらに管轄の市区町村役場で固定資産評価証明書を入手する必要があります。この固定資産評価証明書の入手はタイミングが難しいことを別に解説しました。こういったすべての証明書類は有効期間中で、かつ正確な内容のものが必要ですので、十分注意して収集してください。

 

相続税の負担を考慮しながら相続分を考える

「どの財産を誰に相続させるか」は遺言者の完全な自由です。自分の財産ですから、誰にあげようと処分しようと自由なのは当たり前です。しかし、こと相続に関しては、その自由と税金とが表裏のセットになっていますから、相続人が払う税金も視野に入れておくことが大切です。
どの財産を誰に引き継がせようか?そうしたときに相続税はいくら課税されるのか?事前にシミュレーションを行って、各相続人に対して公平に、かつ不満の出ないように相続分を考え、財産を特定して、遺言に書いていくことが公正証書遺言作成のプロセスとなります。

 

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